2021年11月25日

サイエンスゼロ

NHK教育テレビでサイエンスゼロという番組がある。
かかさずみている。
30分番組で科学的な要素の前線をかいまみせてくれる。
おもしろい番組です。

ときどきカミオカンデの特集がある。
世界最大のニュートリノ観測装置であるという。
で、ニュートリノの存在らしきものがわかったとして、
それでどうなるのだろうか。
地球を瞬時に通過する物質があるにせよ、
おなじような元素をつくりだせなければ意味はないのではなかろうか。

さまざまな観測装置ができているようである。
ほんとうに必要なのだろうか。
ノーベル賞をとる。
そのために特化しているだけなのではあるまいか。

ニッポンにひつようなのは、
ノーベル賞なのではなく、
産学協同での、
原子力発電所の解体。
それにまつわる原子力研究。
これこそが最先端でなければならない。

ニッポンに原子力発電所は新設していないけれど、
原子力技術は随一。
とくに、解体分野では世界に類をみない。
世界の原子力発電所はかならずや劣化する。
その原子力発電所もいつかは解体しなくてはならない。
原子力発電所の解体はニッポンに依るほかはない。
そうなるべき機会は、
すでに到来しているのではなかろうか。

クリーンエネルギーとうたわれた原子力が汚染をうむ。
が、もし、それよりほかに、
クリーンエネルギーとしての可能性がみつからないかもしれない。
そのときのために、
研究はつづけられなければならない。
 
わたくしのおもいは、
核廃棄物の処理ができていないいじょう、
これからの原子力発電所の建設、再稼働にはくみしない。
けれど研究者はひくてあまたにならなくてはいけない。
posted by 細野不巡 at 10:46| うでのみせどころ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする