十勝三股 (とかちみつまた) と帯広をむすんだ。
士幌線 糠平 (ぬかびら)
駅の名は糠平。
糠平温泉となり、
いまでは、
ぬかびら源泉郷という。
さびれた感覚というのは、
木造の家屋ににじみでるものなのか、
いまの糠平にはあてはまらない。
それほどに整備し、
いまようになった。
ぬかびら源泉郷はあかぬけたのである。
士幌線廃線(1987年)の影響をもろにうけたにちがいない。
老舗ホテルが廃虚と化したという。
世代はかわる。
新しい人たちは、
奮闘し、
どれほどの努力をしてきたのか。
わたくしはしらない。
けれど、
糠平ならおぼえている。
家屋ではない。
景色。
糠平ダム、
糠平湖、
ぬかびら源泉郷スキー場、
その頂点からの糠平湖。
わすれることのない景色がわんさかとある。