2021年11月07日

おおきなおせわ

太田光(爆笑問題)さんが。
選挙特番での議員さんへの応対について、
品がない、
といわれている。
見るのがいやならば、
即、
チャンネルをかえればいい。
それだけのこと。

まず、
政治についての言動に品をもとめるべきではないだろう。
品とはひと。
そのひとのいきざまでしかない。
ことばのつかいかたはおもてむきにすぎない。
ただの印象でしかない。

太田光さんがなさったことは、
ことごとく、
太田光さんよりもさきに報道記者がするべきことであり、
記者諸氏がすでになさっていて、
それを太田光さんをして、
記者さんのまねをしただけ、
といわしめる。
これがあるべきすがたではなかろうか。
それをしていない圧倒的多数の記者諸氏の質こそが問われるべきではなかろうか。

きくべきことはなにで、
ききたいことはなにか。

それはつまり、
なにが問題か、
記者諸氏の基本的なかんがえが浅い、
勉強不足としかおもえない。

記者クラブの弊害がいわれつづけるているにもかかわらず、
解消にいたらない。
そのわけを問うばかりではなく、
どうすれば解消できるのか。
どうすれば、ましになるのか。
そこにかんがえがいたっていないからなのではなかろうか。
posted by 細野不巡 at 11:16| ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする